メリービズ MerryBiz

川田 優希
Yuki Kawada

リモート経理スタッフ

税理士事務所での経験を、リモートワークで活かして輝く【リモートスタッフインタビュー vol.3】

メリービズを支える、リモートスタッフ。登録・在籍者数は約900名(2021年6月現在)に及び、データの入力作業など、メリービズのサービスには欠かせない重要な業務を担っている。「縁の下の力持ち」として活躍しているのは、どんなメンバーなのだろうか。

今回お話を伺ったのは、千葉県在住の川田優希さん。

専門学校を卒業後、福岡県の税理士事務所で勤務。結婚を機に関東へ引っ越すこととなり退職し、新たな働き方を模索していた中でメリービズを見つけ、リモートスタッフとして働くことを選んだという。

今回は川田さんの過去から現在のワークスタイルについて伺った。

ハードワークを経験し、働き方と暮らし方を見直すように

──まずはじめに、メリービズでリモートスタッフを始める以前のご経歴を教えていただけますか。

川田:出身は長崎県の五島列島で、福岡県の専門学校で経理を学びました。卒業後は福岡県の税理士事務所で5年間勤務して、結婚を機に退職しました。

──税理士事務所の頃は、どのような働き方だったのでしょうか。

川田:一言で表すとハードワークそのものでした(笑)。日頃から請求書対応などの細かな業務の量が多かったのですが、冬~春の決算期は更に年末調整や試算表の作成等の業務が増加するため、朝から晩までの残業が当たり前の環境でした。ときには朝方まで仕事をしてそのまま朝イチの新幹線で出張に行くこともあり、目が回るような日々でした。

<当時の川田さんの1日の流れ>

7:00      起床
8:30      出勤
9:00      業務開始
9:15      メールチェック等
9:30      入力業務・年末調整に係る試算表作成
12:00     昼食
13:00     申告書作成、外回りなど
18:00     終業・夜ご飯
19:00     残業
23:00     帰宅・お風呂
24:00     就寝

在宅でもスキルを活かして継続案件を受けられるのが応募の決め手

──そんなに過酷な環境だったのですね!そこから、どのようにメリービズに辿りついたのか、詳しくお伺いしたいです。

川田:税理士事務所で5年ほど勤務した後、結婚と引越しを機に退職しフリーランスになりましたが、すぐにメリービズに辿りついたわけではありません。結婚してからも経理の仕事を続けたいと思っていたのですが、税理士事務所の時のような働き方は避けたかったため、最初は在宅で仕事ができるクラウドソーシングに挑戦しようと考えました。調べてみたところ、見つかるのは単発で低単価の案件ばかりだったり、対応が心配になる会社もあり、なんだかしっくりこなくて……。在宅でも安心して働ける会社はないかと悩んでいた矢先、メリービズのウェブサイトを見つけ、応募してみたんです。

──メリービズのリモートスタッフ求人が、ご自身の理想の働き方にマッチしたのですね。

川田:はい。あの時メリービズに出会っていなければ、在宅は諦めて税理士事務所に転職し、以前と同じような過酷な日々を繰り返していたかもしれません。在宅であっても、単発ではなく継続的に経理の案件をいただける会社は他になかったので、応募の決め手になりました。バックオフィス業務は、WEBエンジニアやWEBデザイナーといったクリエイター職に比べて、在宅での業務はまだまだ一般的ではありません。そのため、私のように在宅で経理スキルを活かして働いてみたいと思う方にはメリービズのリモートスタッフはとても良いと思います。

──メリービズに登録する前後の働き方を比べた時に、大きく変わった点はどこでしょうか。

川田:大きく変わったのは、以前よりも「仕事とプライベート、どちらも楽しんでいい」という気持ちの余裕が出てきたことですね。税理士事務所にいた頃は休日出勤もあり、有給休暇も取りにくかったので、友人の結婚式に行くのも躊躇するほどでした。また、仕事上のお付き合いで外食が続くと食費もかさみ、金銭面での負担感もありました。当時は休日があっても疲れて1日中寝るような日々でしたが、今は大切な人との時間をしっかり確保できるようになりました。親も「そんな働き方ができるんだね」と、変化に驚いています。

<現在の川田さんの1日の流れ>

7:30      業務(毎日のルーティン業務)
8:30      家事
10:30     業務(急ぎのもの中心)
12:00     休憩
13:00     業務(MTGや納期のもの)
17:00     休憩、家事
21:00     業務(毎日のルーティン業務)
22:00     プライベートの時間
24:00     就寝

顔が見えないからこそ、対面以上にコミュニケーションを大事に

──今はどのようなお仕事をされていますか?

川田:メリービズのお客様の経理業務を5案件ほど担当しながら、メリービズ社自体の営業事務関連のお手伝いもしています。以前の税理士事務所からお仕事をいただくこともあります。

──日頃気をつけていること・意識していることはありますか?

川田:メールやSlackなど複数の連絡ツールを使いながら、多数のお客様と同時進行でコミュニケーションを取っているので、返信をする前に内容に間違いがないかを細かくチェックしています。具体的には、一度メールの文面を作成して自分宛てに送り、内容確認をしてからお客様にご連絡する、などです。特に、業務が溜まっている時や時間に追われている時はケアレスミスをしやすいので、文面に違和感がないかは入念にチェックします。また、タスク管理の面では、お客様ごとのタスクをカレンダーに入れて、自動でリマインドが飛ぶように設定するのがおすすめです。

──小さな部分から、すべてを自分で管理しているのですね。他に意識していることはありますか?

川田:お客様との打ち合わせ時は、相手の名前を意識的に口に出しながらお話しすることで、お客様に相談しやすい雰囲気を感じていただけるようにしています。また、業務を進める上で「レスポンスをなるべく早くする」ことも意識しています。対応に時間がかかりそうなものでも、まずは「いつごろまでに回答します」とご連絡することで、安心感を持っていただけると思います。小さな積み重ねの連続ですが、一人でお仕事しているからこそ、仕事の基本のような部分は大事にしていたいですね。

在宅の経理担当として活躍しながら、趣味の時間も楽しむ

──メリービズへの最初の印象と、働き始めてからの印象はどう変わりましたか?

川田:最初はリモートスタッフの働き方のイメージが掴めなくて不安だったのですが、顔合わせのミーティングでメリービズの社員さんと話してみたら、不安を抱える必要がないくらい皆さん気さくで優しい方でほっとしました。また、案件毎にチーム制で進めているので、困った時もチームのスタッフ同士で支え合えるところも安心できます。

──メリービズで働き始めてから、変化したことはありますか?

川田:趣味の時間など、自分の時間を大切にできるようになりました。例えば、朝早く起きて昼まで集中して仕事したあと、漫画やアニメを見て気分転換してからまた夜まで仕事をしたりと、時間の使い方を自分なりに調整しています。ここ最近は緊急事態宣言で外出もしにくかったので、ずっと挑戦してみたかったギターやキーボードを買って楽しんでいます。税理士事務所で働いていた頃に比べると精神的に余裕が生まれ、最近は自分の時間を楽しみながらも「まだまだ働ける!」という感覚があります。

──これからメリービズで働く方へのメッセージをお願いします!

川田:私がメリービズで働き始めた頃、経理のようなバックオフィス業務をリモートで進めたり、アウトソーシングするという考え方は一般的ではなかったと思います。しかし、コロナ禍の影響もあり、ここ数年でさまざまな業務のリモート化が進み、経理業務も例外ではありません。そういった意味でも、メリービズのリモートスタッフの働き方は時代にマッチしていると思うので、とてもおすすめですね。持っているスキルや経験を活かしながら働けるので、最近では簿記の資格を持っている友人や経理業務の経験がある知人に積極的に「メリービズのリモートスタッフ、やってみない?」と勧めています。このように自由な働き方が益々広まっていけばいいなと思います。経理の知識と経験はとても重宝されるので、ぜひ私たちの仲間になってほしいです!

──川田さん、ありがとうございました!